S20を使い続けておよそ1年が経ちました
木のシャーペンでお馴染みのPILOTのS20を使い続けておよそ1年が経ったので、使い心地と経年変化をレビューしていきます。
経年変化
たくさん使った甲斐もあり、購入時に比べて、明らかにグリップの部分に艶々とした光沢ができました。
最初は木の部分がザラザラした触り心地でしたが、少しずつスベスベとした触り心地に変化して、最終的にツルツルの触り心地になりました。
自分の手にも馴染んで、とても使いやすくなってます。
真ん中のS20のロゴの塗装はほぼ剥がれてしまっており、少し寂しさも感じますが個人的にこれも経年変化を感じることが良いです。
使い心地
個人的に使いやすさで言えば、カヴェコと同じくらい使いやすいです。
従来の製図用シャーペンはローレットで滑りにくいグリップになっていますが、その反面長期筆記をしてしまうとどうしてもローレットで指が痛くなってしまいます。
しかしS20ではグリップが全て木でできているので、製図用シャーペンを長期筆記として使えるという点では凄くポイントが高いと思います。
木でできているので、金属でできたローレットの製図用シャーペンと違って冬はそこまで冷たくならないのも、個人的におすすめなポイントです。
唯一のデメリットは、ガイドパイプがロットリング800のように収納できないことですね。
製図用シャーペンの弱点でもありますが、ガイドパイプが収納できないと落とした時に曲がってしまったり、最悪の場合折れてしまいます。
ですので、他のシャーペンよりも机から落とさないように注意をしないといけないシャーペンです。
握り心地
自分は若干細めの軸が好きなので、とてもこのシャーペンの握り心地が好きです。
また、軸が真ん中にいくにつれて少しだけ太くなるラインになっており、握りやすくて疲れにくいです。
まとめ
S20を約1年使ってきましたが、本当に素晴らしいシャーペンだと思います。
自分は今まで数百円〜数万円のシャーペンと様々な値段や種類のシャーペンを使ってきましたが、その中でもトップ3を争えるくらいに書きやすいです。
値段は2000円と少々高いですが、長く使うほど自分に合ったシャーペンになるので、長くシャーペンを使いたい方には本当におすすめの1本です。
カラーバリエーションもたくさんあるので、気になった方は是非買ってみてください!
近いうちにまだ買ったことのない木の代表的なシャーペン、「野原工芸」も挑戦して買ってレビューをしてみようと思います…